はじまりは、地元の公民館のカルチャー教室で気軽に始めた茶道。
だんだんと物足りなくなり、先生に誘われ、よくわからないまま、茶道教室に入門しました。
6年ほど続け、頑張るほど楽しくなくなって、だんだんと金銭的に厳しくなり、昨年辞めました。
正確には、無期限のお休みということになってる。
茶道は「わび」の精神なんて言われてますけど、貴族の遊びです。
マリーアントワネットがプチトリアノンで農夫ごっこしてるのと同じ。(ベルばら参照)
庶民に茶道は無理だった。
教室をやめたことに未練はないけど、茶道には未練タラタラ。
だってお点前とか、お茶の世界観とか、和菓子も抹茶も大好きだった。
教室をやめた理由
最初は楽しかった茶道教室。
公民館では使えないようなお道具を使わせてもらったり、いろんなお点前に挑戦させてもらったり、、、。
最初は、仕事をしていることを考慮してもらい、他の社中の方たちとは別日の稽古だったけど、一緒の稽古するようになってから、だんだんと要求が増えてきて、、、、。
- 縦の人間関係と要求される奉仕
- 納得できない料金システム
まるで893のような世界。
縦の人間関係と要求される奉仕
大人になってから、サロン形式の習い事しかしたことがなかったので、茶道を普通の習い事と同じに思ってた、わたしが悪いんでしょうが、、、。
先生、先輩の言葉は絶対。
茶事や茶会のたびに、事前準備や打ち合わせで呼び出され、茶室の掃除したり、稽古以外の拘束時間の長いこと。
趣味でやってるはずのことが、だんだんとやらされてる感じに。
893の世界みたいってのは大袈裟でもなくて、
一度入門したら、流派替えはもちろん、合わないからって、他の先生に変えるのはご法度らしい。
他県へ引越とか、習ってた先生が亡くなった、とかなら許されるらしい。
なので、わたしは今の教室に戻る以外、お茶を再開する道はないということ。
納得できない料金システム
これは、茶道やめた人のほとんどが、思ってることだと思う。
- 季節のあいさつ(お中元、お歳暮)が現金で徴収。
- 許状申請を進められる(上に上がるほど高額)。
- 許状申請時に、許状申請料と同額を、先生にお礼として支払う。
- 月謝以外に特別稽古、茶事や茶名披露のお祝いなど。
この他に、わたしの行っていた教室の先生は、年1回大寄せの茶席を持っていたので、その時の茶券のノルマがあった。
茶会に行きたがるような知り合いもいないし、仮に、友達に売りさばくようなことしたら、友達いなくなるわ。(もともといないけど)
結局自腹。
社中によって違うと思うけど、これを、
納得できない!
と思って、ネットで調べてみると
「お茶だからね」(いやならやめれば的に)
言われるだけ、、、。
とにかく、出費が多いのが茶道。
ネットを徘徊していると、お金のかからない、素晴らしい教室もあるみたい。
うらやましい。
これからはじめたいとお考えの庶民の方は、教室選びは絶対慎重にした方がいいです。
それが長く続けられる秘訣だと思う。
自分なりに
ながながと愚痴をかいてしまいましたが、やっぱりお茶は好き。
茶碗と茶筅は断捨離せずにとってあります。
茶道教室はやめてしまったけど、これからは、自分なりの「茶の道」をみつけたいなと思います。